令和6年6月21日 昨年より施工させていただきました「京都信用保証協会中丹支所改修及び増築工事」の竣工式が執り行われました。
当日は京都信用保証協会様より感謝状を賜りました。ご評価を頂けたこと、大変光栄に思います。
この現場は、既存建物の改修に増築棟を新設するという難易度の高い建物でした。増築棟では大阪万博等で話題のCLT工法(Cross Laminated Timber)が採用されており、厳しい工期と高い施工精度を求められる中、何とか竣工までたどりつきました。
工事着工から竣工まで1年ほどかかり施工中いろいろありましたが素晴らしい建物が出来ました。
このたび石川県能登地方を震源とする大規模な地震により犠牲となられた方々に
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。改めて、建築は人の命を守る使命があることを痛感致しました。
本年もご期待に応えるべく、社員一丸となり全力を尽くす所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2024年 1月19日
株式会社 田中工務店
代表取締役社長 田中勝久
現在施工中の現場、【(仮称)京都信用保証協会中丹支所整備事業プロジェクト】 にてCLTの構造見学会を開催しました。
CLT(Cross Laminated Timber)とはひき板を繊維方向が直交するように積層接着したパネルのことで、欧米を中心に普及しており、近年日本おいても国産材CLTを活用した中高層建築物等の木造化による新たな木材需要の創出に期待されている素材・工法です。
大阪万博2025年でもCLTを活用したパビリオンが注目される中、当日は構造設計・設計事務所・建築会社・学生等約80名の方が見学会に参加していただきました。
参加者からいろんな質疑があり、ひやひやする場面も有りましたが、何とか無事に終わりホッとしました。
完成まで気を引き締めて行きたいと思います。
昨年の夏に起工した現場が無事竣工を迎えました!
☆☆以下現場担当者談☆☆
外壁はコンクリート打放しで柱部分が木目調のコンクリート打放し仕上げです。木目調打放しに関する過去の施工実績を振り返り、コンクリート打設には気を配り施工しました。この物件は賃貸マンションですが、『分譲マンションの品質で賃貸』というコンセプトで専有部やエントランスの品質にはこだわっており、収納やカップボードは完備なので分譲に近い高級感は出せているかと感じております。良いとこばかりの紹介で不動産仲介業者みたいなコメントになってしまいましたが…。
6月末には引渡しです。『分譲マンションの品質で賃貸』というコンセプトを満足した建物になったと思います。
令和5年4月26日、株式会社 田中工務店はお陰様で
「創業117年 会社設立77年」を迎えることができました。
新型コロナウィルスの影響で、創立記念式典を本社で開催するのは4年ぶりのこと。
式典では、今日まで永きにわたり当社を支えてくれた社員に対して永年勤続表彰と、前期優秀であった作業所や功績のあった社員に対して表彰を行いました。
創業120年に向けて社員一丸となり 「共創」のスローガンのもと成長できるよう頑張ります。
現場表彰の様子